子供にアトピーが多いのはなぜ?
子供の頃ひどいアトピー性皮膚炎だった方でも、大人なるにつれて徐々に皮膚炎が治まるケースがあります。
では、なぜ子供にひどいアトピー性皮膚炎が多いのでしょうか。
その理由はいくつか考えられます。
まず一つ目は、リンパ球過剰によるものです。
アレルギー疾患は、リンパ球という白血球が過剰になることで起こります。
子供は大人よりもリンパ球の数が多いのですが、これは自律神経のうち副交感神経が優位になることによります。
通常は、子供が成長する際にエネルギーを消費することによって、過剰な副交感神経優位状態にならないようバランスが取られています。
しかし、肥満、運動不足、過保護、排気ガス(炭酸ガス)吸入などの原因により副交感神経優位の状態が続くと、リンパ球が増えてアレルギーが引き起こされます。
過保護というと変な感じですが、例えば、子供が泣いているときは交感神経優位になりますが、いつでもすぐにあやして泣き止ませてしまうと、副交感神経優位が継続してしまうことになるとのことです。
つまり、副交感神経優位の子供には、適度にストレスを与えることで、交感神経優位な状態にすることも、アレルギーにならないために重要と考えられます。
2つ目の理由ですが、それは、子供は皮膚のバリアが大人に比べて弱いからです。
子供の皮膚の厚さは大人の半分以下で、皮膚のバリア機能も未発達です。
そのため、大人よりもアレルゲンの接触などによる影響を受けやすいのです。
アトピー性皮膚炎発症の大きな原因は、アレルギー体質と皮膚のバリア機能低下です、この2つの原因を持ち合わせる可能性の高い子供は、大人よりもアトピー性皮膚炎を患う可能性が高いと考えられます。
排気ガスなど避けられない要因もありますが、肥満、運動不足などは生活習慣を見直すことで改善が可能ですので、スキンケア、食物アレルゲン対策とともに対策してみてはいかがでしょうか。
参考文献:自律神経と免疫の法則 体調と免疫のメカニズム 安保徹著
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