アトピーの2つの原因
ある医学書には、こう書いてありました。
「アトピーの人はアレルギー体質を持っているが、
アレルギーだからといって必ずしもアトピーになるとは限らない」
「アレルギーの人が何らかの原因で皮膚のバリア機能が低下すると、アトピーになる」
最初、意味が良くわからなかったのですが、このようなことだとわかりました。
- 皮膚の表面には、アレルゲンを体内に侵入させないためのバリアがある
- バリアは皮脂と角質で作られるセラミドなどで成り立っている
- 皮脂やセラミドが少なくなると、アレルゲンが体内に侵入する
- アレルギーの人は体内に入ったアレルゲンによって痒みと炎症が起きる
- そしてアトピーが発症する
つまり、アトピーの原因には大きく2つあって、アレルギーと皮膚のバリア機能の低下が重なることによって起きるということでした。
このうちアレルギーに関しては、遺伝や免疫バランスが崩れることなどによるもので、生活習慣を変えても完全に治すことはなかなか難しいことを知りました。
それに対し、皮膚のバリア機能を修復することは、薬に頼らなくても、スキンケアのレベルで解決できるということも知りました。
「アトピーの原因の2つのうち1つがなくなれば、肌は健康になるのでは?」
そう考えた私は、早速皮膚のバリアを修復するための準備をはじめました。
まず、バリアを構成するスクワラン(皮脂の成分の一部)とセラミドが入った化粧品をドラッグストアや通信販売で買い集めました。
買ってきた化粧品をとっかえひっかえ1日3回、全身に塗りました。
しかし、3ヶ月ほどたってもアトピーの症状はあまり変わりませんでした。多少乾燥と痒みがおさまるのですが、結局かゆみが強いので、掻き壊してしまい元の状態にもどってしまうのです。
「セラミドをぬるだけでは、バリアは修復できないのか?」
そこで、更に情報を得るために、医学書だけではなく、皮膚美容の専門書や化粧品開発の研究論文など、手に入るものをできるだけ取り寄せて調べました。
そして、セラミドに関しての興味深い文献を見つけました。
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